春日部市歩こう会
紅葉狩りウオーキング(さいたま市)
2023(R05)年12月06日(水)

今日のウオーキング先は、昔住んだことのあるさいたま市で、しかもよく訪問した別所沼が主体。
もう数十年も前の話なのですっかり変わったことだろうと楽しみにして参加しました。
その通りで、すっかり様変わり。整備も行き届き樹木も背い高く育っていました。

天気予報では今日は寒い一日となると報じていたので、寒さ対策して出掛けようかと考えましたが、朝は少し肌寒かったものの、ウオーキング中は温かくなり着込まずで良かったと思いました。

集合場所:東武線南越谷駅阿波踊り銅像付近
集合時間:午前10時
行  程:約5.5km
参 加 者:   名



 南越谷駅阿波踊り銅像付近 10:00       JR武蔵浦和駅下車 10:27   
  

いつもの南越谷駅阿波踊り銅像付近に集合。
JR武蔵野線に乗車して、JR武蔵浦和駅下車。


JR武蔵浦和駅前出発 10:38

平行して走る北陸新幹線と埼京線の高架の右側に「花と緑の散歩道」があり、暫く線路に沿ってウオーキング。




10:48   花と緑の散歩道   10:51
  

この散歩道には、両側に櫻の木が植えられていています。
きっと春には櫻の花が市民を憩わせてくれるのだろうな・・・と思いつつ進みました。


 10.57 別所沼公園遊歩道通過

別所沼公園歩道にやって来ました。
比較的長いゆるやかな遊歩道を渡りきる頃、赤く見事とに染まったメタセコイヤが目の前に見えて来ました。

先ずはさいたま市公園緑地協会前で休憩。


さいたま市公園緑地協会 11:04                       風信子荘         

すぐ前に「風信子 ヒヤシンスハウス」と書かれた案内板があり、こじんまりした木造の建屋がありました。
「風信子荘」と書かれていたので、てっきり「風信子」という人の別荘か何かと思っていました。


ヒアシンスハウス・風信子荘

帰宅して調べて見たら、とんでもない!
「風信子」とは「ヒヤシンスハウス」の漢字名なのですね。
学の無さがばれてしまいました。

《ヒアシンスハウス・風信子荘》とは、詩人立原道造が、当時、葦がおい繁り静寂をきわめた別所沼の畔に、自らのために小さな週末住宅を建てようとしていましたがわずか24歳8ケ月で他界してしまいその夢は実現せず、道造没後65年を経た2004(平成16)年、「詩人の夢の継承事業」として『ヒアシンスハウス』建設の機運が高まり、多くの市民たちや企業、行政の協調のもとで、この別所沼に実現した建物であることを知りました。
これは別所沼周辺の芸術家たちの交友の証とも言える建物でした。
予備知識があれば、もっとじっくり見てくれば良かったと、後悔しています。


長谷川かな女の句碑   

風信子荘の直ぐ隣りに、長谷川かな女の句碑がありました。 句碑には;-
   「曼珠沙華 あつまり 丘を うかせけり かな女」
戦後間もない昭和21年頃、沼の付近一帯が赤い曼珠沙華の花ですっかり埋まっていた様子を詠んだ句とのこと。

公園には他にもモニュメントがありました。
「うなこちゃん」と 「風の神様」です。


うなこちゃん(写真:今村氏提供)        風の神様                   

うなこちゃん像は、2015年の11月頃に盗まれ一時行方不明になっていましたが、その像が2016年7月末の丑の日に市内のウナギ料理店でつくる「浦和のうなぎを育てる会」が同型の石像をさいたま市に寄贈し「帰ってきた」と話題となった像らしいです。
(出発直前になり像の話しを聞いたので、写真は撮り損ねてしまいました。)


風の神様「エヘーカトル・ケッタルコアトル」


 カッパのように見える「風の神様」像は、1979年10月2日に旧浦和市がメキシコ州の州都トルーカ市と姉妹都市提携した翌年の1980年にトルーカ市から友好の証しとして贈られたものとのこと。
姉妹都市トルーカで出土したの遺跡で発掘されたアステカ文明の神(マヤ文明におけるククルカン)の石像で複製品ではありますが、「エヘーカトル・ケッタルコアトル=風の神」だそうです。 公園内北西側にあるメキシコ広場にありました。

ここで小休止をしてから、別所沼の周囲をウオーキングして、メタセコイヤの黄葉を楽しみました。


写生しているグループ


出発 11:13                 





健康エリア

健康エリア付近で昼食タイム。


ゆっくり昼食してから出発。



13:32               13:33

真っ黄色に染まったイチョウがありました。皆さん、スマホで写真に収めました。


真っ黄色に染まったイチョウ 13:34

街中を歩き、大戸公園へ。


         街中 12:54            大戸公園着 12:58  


12:59




 この公園には、平成21年度国庫補助流域貯留浸透事業により、雨水流出抑制施設が設けられていて、公園内に降つた雨を一時的に広場内に貯留することにより河川への洪水流出を抑制することを目的とした施設が設けられていました。

      


大戸公園出発  13:13


大戸公園でも小休止し黄葉を楽しんだ後、北浦和公園へ。


北浦和公園着 13:32                        

北浦和公園に着きました。



噴水池

北浦和公園は、埼玉大学が大久保地区へ移転した跡地を利用して造られた公園で、噴水池や埼玉県庁の付近にあった県立近代美術館もここに移転しております。

彫刻もあったり芸術的な展示品も幾つかありました。

「子午線-1993」 と 「天空へのメッセージ」

上の写真の左手のクレーンのようなオブジェはサトル・タカダの1993年作品「子午線-1993」、右手の曲がった塔は湯村光作「天空へのメッセージ」。
そして、下の写真の奇妙なオブジェは 橋本真之作「果実の中の木もれ陽」です。


橋本真之作「 果実の中の木もれ陽」

噴水ショーがこの公園にもありました。



ショーの始まる時刻表

ショーの始まる時刻表があり、それを見ると直近では14:00、後20分足らずでショーが見られる。
故に北浦和駅で解散予定でしたが、噴水ショーを是非見たいという会員が多数出て、ここから駅まで近く路に迷うことも無いだろう、ということで急遽ここで解散することになりました。
数人が見ずに帰宅しましたがほぼ全員が居残り、ショーを楽しみました。

音楽に合わせて噴水の水が踊り出す・・・。




クラシックの曲に合わせ水が踊りましたが、噴水のザアザアという音に打ち消され残念ながら音楽鑑賞は出来ませんでした。
私はラスベガス べラジオの噴水ショーを思い出す。ここはラスベガスには及ばずとも、ここも夜になればきっと光も加わり、きっと美しいショーが見られるかと思います。


      


ショーは約10分で終了。
集合して出発、北浦和駅へ。


        出発 14:12            公園出口 14:13  



        エミリオ・グレコ作「ゆあみ (大)No.7」 14:13  

公園出口付近に裸婦像がありました。


        北浦和駅付近  14:16         埼大道路貫通記念碑 14:15 

途中、駅近くで、北浦和駅から埼玉大学まで繋がった道路の貫通記念碑がありました。




     北浦和駅ロータリー 14:16     北浦和駅着 14:18           


帰路はJR北浦和駅で乗車し、JR大宮駅経由で帰宅。この日も楽しく1日を過ごしました。

帰宅して歩数計をチェックしてみましたら、18,192歩。
行事案内では5.5kmでしたが、広い公園内を散策したこともあり、こんなに歩数が出たのは歩こう会では久々でした。

昼食後出発時に、帰りの東鷲宮駅までトイレ無し・1時間半の道のりを歩くと知らされましたが、途中の休憩時間を除けば実態は1時間程度のウオーキングで、思いの他疲れは出ませんでした。







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